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DXの課題解決: Elixirを導入して、古くなったシステムを現代的なシステムに置き換え、内製化してみましょう。そうすることで、DXに不可欠な考え方が社内に育っていきます。
まずは、レガシーシステムを見直すことから、DXを始めてみる。
社内の古くなったシステムを運用していくことで、貴重なIT人材を無駄にしてないでしょうか。 DXを推進していくうえで、IT人材を確保し育成することは企業にとって差し迫った課題です。 コアジェニックでは、DXのこのような課題を解決する方法として、 古くなった自社システムを「Elixir言語」でリプレイスすることから始める課題解決を推奨いたします。
DXを行うのに最新の言語(Elixir)に替える必要があるのか?
いままで使っていたレガシーな言語から、洗練された新しい言語を採用することは、DXに不可欠なマインドセット(思考様式)を社内に育てます。洗練された新しい言語で開発を行う組織は、社内のエンジニア達の気持ちをリフレッシュさせるだけでなく、今後のDX人材であるデジタルネイティブ世代にも注目されることで次世代のDXリーダー候補も集まってくるという好循環が行われます。
洗練された新しい言語Elixirは、Society 5.0時代に最適な言語です。「大量のトラフィックを短時間で効率的に処理」することができ、「障害に強くて落ちない」という特長を持つElixirは、常時接続状態により、無数のデータが飛び交い、常に処理が行われている時代の言語として、世界中のエンジニアから注目されています。
現在運用しているウェブサービスや、古くなってきた自社システムのリプレイスについて
ITの世界では、日進月歩で技術が進み、すぐにシステムやソフトウェアが古くなり、またデータの量も日々増えていくことで、快適にサクサクと機能していたシステムの動作も遅くなるなど、古くなってきた自社システムは不安定になってしまいます。
そのような問題に対して、Elixirのパフォーマンスを熟知した弊社のエンジニアとお客様の社内エンジニアの方が一緒になって、品質・運用性・操作性・安全性などに配慮した最新のシステムにリプレイスすることで、自社システムの問題とDXの課題を解決していくことができます。
現在運用しているシステムの課題例
- 『古い技術のシステム(レガシーシステム)』のため、ユーザー応答時間(レスポンスタイム)や、データの処理能力(スループット)が遅くサービスレベルが維持できない。
- より高度なWeb表現を行えるSPAを用いて、ユーザー体験を向上させることで、スムーズな動作を実現し、ユーザーにとってストレスのない快適なサービスを提供したいが、『古い技術のシステム(レガシーシステム)』だとうまくいかない。
- Webデザインのトレンド取り入れて、見た目の向上、操作性の向上、増築した機能の整理を行うことで、ユーザーに対して、システムの信頼性・先端性を伝えたいが、 『古い技術のシステム(レガシーシステム)』の制約により、リニューアルがうまくいかない。
Elixir導入による課題解決
次世代の言語Elixirで開発を行うことで、遅かった動作が改善され、質の高いサービスを提供することが可能になります。
Elixirは非同期処理、繰り返し処理、バックグラウンドで処理を得意としているので、万単位の会員の処理に適しています。いままで使われてきたCron処理では、何万という単位の処理を並行して立ち上げることは難しいですが、例えば、 Elixirを使った並行プログラミングでは、 1分の動画を変換する処理は、1分を60本に分割して処理し、また合わせるといった処理を行うことで、短時間で処理することが可能です。
Elixirの開発フレームワークPhoenix LiveViewで、フロントエンド開発を行うことで、WebサイトのUIをよりリッチにし、ストレスのない快適なサービスを提供可能です。そして、フロントエンドの開発とバックエンドの開発を効率的に分離できるので、常にWebデザインのトレンドを取り入れて、システムの信頼性・先端性を伝えることができます。

開発に時間も費用もあまりかけたくないというお客様にも満足していただけます。
コアジェニックでは、アジャイル型開発を行っているので、サービスインまでの期間を短縮でき、開発途中の仕様・要件変更に柔軟に対応できるため時間も費用も無駄にしません。
DXのマインドセットを醸成するElixirを使ったアジャイル型開発の特長
- 優先度の高い重要な機能を素早くリリースして、お客様とのご要望を伺いながらブラッシュアップしていくことで、無駄なく開発を進めることができます。
- 機能ごとに細かい開発サイクルを繰り返すアジャイル開発では、開発途中での仕様変更や追加対応に対して柔軟に対応することができます。
- Elixirの生産性の高さは、チーム開発の中で「品質の高いコードをチームで維持・共有する」ことでも発揮されます。 Elixirの高密度かつ簡潔なコードにより、チーム内でコードのスタイルに迷ったり、議論が始まるなどのよけいな時間をかけずに、開発速度を維持していくことが可能です。
Elixirを社内で運用できるエンジニアがいないという不安な企業の方に向けて、Elixir研修もご用意しています。
Elixirの優れている点には興味があるが、社内で運用できるエンジニアがいないという場合でも、Rubyライクな文法を持つElixir は、 学習しやすく、生産性の高い言語なので、社内のエンジニアの方がこれから学習する言語としても適しています。
Elixirは、開発経験が少ない人でもミスが少なく作業が進められます。オブジェクト指向では並行プログラミングをミスをしないように作るのは難しいですが、関数型言語であるElixirでは、オブジェクト指向の陥る罠におちいりません。
また、『Elixir実践ガイド』(インプレス社) の著者である弊社代表黒田によるElixirによる開発の研修も行っています。弊社での過去の経験から、新しい言語の導入と外部の技術者との交流により、社内の技術者もリフレッシュされて、パフォーマンスが高くなる傾向があります。これからの10年後20年後を見据えて、システム全体のアーキテクトを刷新していくうえでも、弊社の『Elixier』研修も是非ご利用ください。
- Elixirは、Ruby on Rails初期の中心的エンジニアが経験と反省を生かして開発された言語です。
Ruby on Railsで培ったノウハウのよい部分は、そのまま引き継いでいるので、様々な新技術に対応する関連ライブラリが豊富に作成されていて、新技術をすぐに試すことができます。 - Ruby on Railsの正当な後継者であるElixir/PhoenixのPhoenix Frameworkにより、 SPA開発・セキュリティ対策・バリデーション処理などの開発負荷が減り、そして、開発者は本来のアプリケーション機能の開発に対して集中することができ、開発効率をあげることが可能になりました。
